この夏、憧れていた尻場山(シリパ山)へ登ってきました。とても素敵な景色を見ることができ、大変満足したのでご報告です。
尻場(シリパ)山について
所在地
〒04ー0023 北海道余市郡余市町
札幌からだと車でだいたい1時間ちょっと(約60㎞)。JRの最寄り駅は「余市駅」です。駅からはけっこう離れているので、車でのアクセスがおすすめ。
標高
約295.8m
そんなに高くは無いけれど山道はまあまあハードなので、初級~中級ぐらいでしょうか。運動不足の人がいきなり登ると危ないかも。
その他、概要
積丹半島の付け根にあり、日本海を望む。岬は標高295.8mのシリパ山が海に落ちるような断崖が特徴的で、絶壁の下には洞窟があるという言い伝えがあり、伝説が残されている。
アイヌ語でSir-pa「海中に突き出す山の頭」を意味する。
尻場山の駐車場は?
車で行くなら先ず目指すは駐車場。
カーナビだとなかなかヒットせず…ヘンなところに案内される恐れがあるので、おとなしくGoogleマップにお願いする事を強くオススメします。
「シリパ山 駐車場」と表記されているので、そこを目的地に設定すれば確実に導いてくれます。
↓こちらにもリンク貼っておきます。
駐車場はこんな感じ。これは帰りに撮った写真だけど、朝7:00ぐらいだとだれも居なくて一番乗りでした。
どこから登れば良い?登山口はどこか
↓駐車場から、門と階段が見えるはずです。この門へ進みます。
↓門をくぐると、左手にまた細い階段が現れるので迷わず進みましょう。そちらが尻場山の登山口(海ルート)になります。目立つ看板が特にないので、少し戸惑いました。
尻場山の登山コースには、ルートが2つあります。
海ルート
海沿いを通っていくルート。勾配が急でロープを使わないといけない場所もあるので、登りのルートに選ぶのがベター。木々の間からチラチラ海が見えて、モチベーションが保てます。
山ルート
海沿いの反対側で、主に木々の中を通るルート。緩やかな道が多いので帰りのルートに最適。ヒザへの負担が少なくクールダウンに適しています。
実際に登ってみた
スタート(海ルート)
AM7:00
↓いきなりこんな道から始まります。普通のスニーカーではちょっと危険。山用のトレッキングシューズで挑みましょう。
↓ロープをつたって登る過酷な道のり。しかし右側からはキラキラな海の気配!波の音を聞きながら汗を流すなんとも充実した時間でした。
↓運動不足の初心者にはなかなかハードな海ルート。心がくじけそうになっても、綺麗な海をチラ見せしてきて我々のモチベーションを上げてくれます。
山頂
AM8:20
↓海ルートを歩き終えるとちょっとした広場へ出ます。そこから小道(茂み)をまっすぐ進んでいくと、「尻場山」と刻印された石を発見。
絶景スポットへの入り口(小道)を見逃さないように!
気を抜いていると小道をそのまま通り過ぎて、そのまま山ルートに突入して気がついたら下山していた…みたいなことにならないように、GPSなどでよく現在地を確認しながら進んでください!
「尻場山」の石はあったけど、ネットでみたあの絶景はどこ…?
キョロキョロ見回すと、さらにさらに細い小道を発見!
10mくらいずんずんすすんで行くと、とうとう…!
すごーい!
↓大興奮の絶景でした。美しすぎるシリパブルー。
ここでコーヒー飲んだり、小腹を満たして写真撮影もたくさんしました。頂上での滞在時間はだいたい1時間くらいでした。少し長居しすぎた。
下山開始(山ルート)
AM9:20
↓帰り道の山ルートは、比較的緩やかな傾斜でした。時々過酷な下り坂もありますが、海ルートほどでは無いです。
スタート地点に帰還
AM10:00
↓生い茂り放題の草木の中をすり抜けていると、駐車場に到着。不意のゴールでした。
まとめ
- 駐車場への行き方はGoogleマップに頼ること!
- 行きは海ルート、帰りは山ルートがオススメ。
- 絶景スポットへの入り口を通り過ぎないように!
- 運動不足の人はいきなり登ると怪我の恐れ…
所要時間まとめ
- 行き(海ルート)所要時間 1時間11分
- 山頂で過ごした時間1時間
- 帰り(山ルート)所要時間 47分
- 全所要時間 約3時間
とてもいい汗かきました。
尻場山をおすすめする理由
- 1日で登り切れる
だいたい3時間で登って降りられるので、朝から登ればランチに小樽で美味しいお寿司を食べたりなど、充実した1日を過ごせます。 - 程よい疲労感と達成感
そこそこに体を使うので、シッカリ汗をかきます。良い運動した~!と満足出来ること間違いなし。 - なにより絶景
美しすぎる景色。これは頑張って登った人にしか味わえないご褒美。是非自分の目で見て欲しい。 - 話のネタになる
北海道ならではの絶景が拝める山なので、人にお勧め出来る山として話のネタになると思います。
ぜひみなさん登ってみてください。
では!