紙を使わない「ペーパーレス」な生活って、なんか格好良さそう。
という憧れから始まったこの試み。
元々、システム手帳や手書き家計簿が大好きで、紙に囲まれた生活をしていた筆者。
↓詳しくはこんな感じの生活でした。
これまでの私
- 手帳や家計簿にまつわるアレコレを、SNSでチェックするのが日常。
- 色んな情報に振り回されて疲れるし、どんどん手帳アイテムが増えていく…。
- そのうえ手書き家計簿でちゃんとお金の管理が出来ていた訳でもない!
- とにかくゴチャゴチャした生活…。
そこで、身の回りの紙媒体を一度やめて、「ペーパーレス化」してみることに。
出来るところから始めて、ついに達成しました。
結論から言うと!
今回は、アナログ人間が頑張って色々なことをペーパーレス化して2年過ごしてみた感想をお伝えしたいと思います。
この記事は、
- 手帳生活につかれた人
- 家計簿が上手くいかない人
- ものを少なくしたい人
に特に読んで貰いたい記事です。
ちょっと長いので、目次から気になるところにジャンプして読んでくださいね。
ペーパーレスに移行したもの
スケジュール手帳 → GoogleカレンダーとExcel
ほぼ日を買って続かず落ち込んだり、モレスキンに憧れてみたり…
手帳ってこだわりはじめたらキリがないですよね。kittaとか、もう大好物(笑)
しかし悲しいことに、社会人は毎日手帳に書く事なんてそんなにない!
せっかく買った手帳やカラーマーカーを最後まで使い切れない事に、だんだんストレスを感じるようになりました。
荷物が格段に少なくなった
今までは筆箱と手帳、これがどこへ行くにもマストアイテムでした。
今はスマホひとつ。
ものを使い切れないストレスからは解放されましたし、部屋もすっきり。
他にも、旅行の計画や、欲しいものリスト、料理のレシピなどを今まで手帳に書いていたのですが、それらは今ExcelやOneNoteに書いています。
タブがいくらでも増やせるので、便利です。
パソコンが苦手な人は難しいかもしれませんが、頑張って継続してみれば案外慣れるもんです。
今は、分からないことはネットで何でも調べられる時代。
わかりやすく教えてくれる偉大なページが沢山あります。
その情報をそのままExcelなどにまとめることが出来るので、流れもスムーズ!
家計簿 → Excel
これは一番効果を感じているというか、紙媒体やめて良かったなといちばん思うところです。
もともと手書きの家計簿に憧れて、ハウツー本も買って真似したりしていたのですが、私の場合はただ書き出すだけ・・・。
家計簿のいちばん大事なところは、収入と支出を見える化することなのに、書いてるだけで満足してしまって、結局自分のお金をしっかり管理することが出来ませんでした。
Excelに換えて感じるいちばんのメリットは、月の集計表がリアルタイムで分かること。
計算式を入れておけば、月の使用額がパッと分かる!
電卓いらず。
また、書き間違ったりマス目が足りなくなったりしてもカンタンに修正ができる。
グラフも自由に作れるので、電気代などの統計表をすぐ作れることとか、とにかく自由度が高いのが良いところ。
定規も、項目ごとに色分けしてたカラーマーカーも、電卓も、今は不要になりました。
お金 → クレジットカードと電子決済
小銭をじゃらじゃら出す時代はもう終わった感じがありますね、、、
国もキャッシュレスを推奨していますし、ポイントなども貰えるので、ペーパーレスな生活の第一歩としては現金を使わないことから始めるのが良いかと思います。
私は1枚のクレジットカード(スマホ内のSuicaにチャージ)ですべて決済をして、友達と割り勘の時は主にペイペイを使っています。
用途別に分けている人もいるので、そこら辺は自分のやりやすいやり方を見つけていったら良いかと思います。
レシート → 写真に撮ってすぐ捨てる
ペーパーレスな生活を心がけるうえで、厄介だったのがレシート。
家計簿をつけている以上は、事細かに何を買ったか記録したいのでレシートは欲しい。
そこで!貰ったレシートは写真に撮ってすぐにポイ!
お財布事情がめちゃくちゃストレスフリーになりました。最高。
家にゴミが増えないし。財布はいつもすっきりです。
※ちなみに最近編み出した、私史上いちばんスマートな流れは、
スマホで電子決済→レシートを写真に撮る→ゴミ箱にポイ
スマホ一台ですべて完結!
お財布すら出さなくていいのは超便利でおすすめ。
勉強のノート → ExcelやPowerPointなど
仕事で勉強したいことや、まとめたいことは今までノートに書いていました。
しかし、結局そのまとめノートを基にPowerPointのスライドを作ったりしなければならないので、今はExcelにまとめています。
特に発表するわけでもないけど、自己満でPowerPointにまとめているものもあります。笑
まず、ノートを使い切れないストレスから解放されました。
あとはコピペが出来るということの素晴らしさ。
最近は、調べ物をネットですることが殆ど。
わざわざ書き写したりせずに”コピペで済ます”という素晴らしい機能の虜となっています。
自分でまとめる作業をしている事には今までと変わりがないので、特に筆記用具を使わなくても頭に入るもんだな~と感じています。
しかし勉強にはそれぞれのスタイルがありますし、内容によっても変わってくると思うので、強くオススメはしません。
今までに貰った手紙→セブンでスキャンしてUSBへ
地元を離れてからはや10年近く。
実家から送られてきた荷物にちょっこと入っていたメモ書きから年賀状まで、大事に大事に保管していました。
それがけっこう溜まってしまい、思い切ってバッサリと捨てることに。
とりあえずセブンへ駆け込んでスキャンしまくりました。データはUSBに保存。
実際、貰った手紙を見返すことってなくて、ただ押し入れの場所取ってただけだったのですが、スキャンする工程が見返す機会となり、数々の手紙を見て「色んな人に気にかけて貰っていたんだなあ~」とありがたみを感じました。
↑わかりにくいけど、右側に写っているのがUSBです。ちっちゃい。
給与明細や説明書など→セブンでスキャンしてUSBへ
こちらも意外とやっかいな紙類たち。
今までは給与明細と説明書類をそれぞれの専用ファイルに綴じていたのですが、それもぜーんぶデータにしてやりました。
こいつらに関しては思い出との葛藤など特にないので、おもいっきり捨てまくってやりました。
↑どうだ。(これも右側にUSB写ってます…)
あ、保証書とか実態がちゃんと要るものは注意ですよ!
ペーパーレスな生活を始めたことによる反動
ペーパーレス生活を始めてみて、やはり書く事は好きだと再認識。
ずっと画面を見ているのもそれはそれで疲れるので、アナログツールはひとつだけ残すことに。どうしたかというと、小さいスケッチブックはひとつ残しました。
とっさに浮かんだことのメモや、その日やること、落書きとかチョチョっとを書く。小さいので持ち運びも便利。
もう一つ!
写真はどうする?という問題。
写真が無限にバシャバシャ撮れる昨今、私はアルバスで毎月お気に入りの写真を10枚程度印刷して保管しています。
クラウド保存という手もあったのですが、写真はやはり紙媒体できちんと大切にしたいという思いがあったので、印刷することにしています。
ペーパーレス生活を完了した正直な感想
- とにかく家の中がすっきりした。
いちばんの感想はこれに尽きます。 - ペンやノートを使い切れない、というストレスからも解放された。
無駄に文房具を買いあさる事もなくなりました。ちょっと寂しいけど。 - ”書く”と言うことの大切さも実感した。
たまには文字を書くという作業も自分にとっては必要である事に改めて気づかされました。 - 「紙」の方が良いこともある。
大切な写真はきちんと印刷して保管する方が、思い出を大切に出来る気がしました。何が大切かは自分の価値観によりますが、紙で残したいものは残したって良いんだ!と思います。
ペーパレス化を通して、自分の価値観や暮らし方を見直す良いきっかけとなりました。
皆さんも興味があれば是非。
以上です。
これからも、身の回りのものをジワジワ整理して行きたいと思います。
では。