2020年2月23日
コロナウイルスへの感染拡大が懸念される中、緊張感をもって開催されたaikoのライブ。
極寒だったけど最高すぎたので、感想とaikoへの熱い思いをまとめました。
入場・場所取りのポイント
当日、札幌会場は猛吹雪。
待っている間、寒すぎて死ぬかと思いました。本当に、、死ぬかと思った。
私は今回、幸いにも1~600番台のグループでした。
ZeppSapporoのキャパはスタンディングで2,009人程度なので、比較的早めに入場できたと思います。 ※Zepp Sapporoのアクセス・収容人数等の情報→https://ticket.st/places/hokkaido-141
にもかかわらず、吹雪のせいでライブが始まる前からみんな髪の毛びちょびちょ。
他のファンの皆さんも、頑張って耐えていましたね…。
札幌で行われるLLRでの入場の流れは以下のとおり↓
入場
→ドリンク券購入(600円)
→ドリンク交換
→ロッカーに荷物をぶち込む(300円)
→場所を確保
といった流れです。
- ドリンク代600円を用意しておくこと。 (釣銭のやりとりがないので時短。)
- ロッカーの300円も用意しておくこと。
- 事前に物販で目当ての物を買って、装備しておく。
- 荷物はコンパクトにまとめておくこと。
をおすすめします(^o^)
まあ、そんなに躍起になって急ぐことはないです。比較的札幌のaikoファンはみんなおっとりめです。ご安心ください♡
aikoの独特な登場シーンで思うこと
ライブ開始時刻も迫り、ファン達の期待も高まってきた頃、急にBGMが止み、暗転。
人々はステージに向かって身を寄せるので、踏ん張りどころです。
音楽とともに幕に映し出されたファンを歓迎する文字たち。
そして次にaikoが描いたであろうゆる~い絵が登場。
音楽のかっこよさと絵のかわいさが相まって会場はなんだか独特な雰囲気に。
1曲目の前奏アレンジが毎回すごい
曲の前奏が始まっているはずなのですが、アレンジが毎度秀逸すぎて「一曲目は何だ!??」とわくわくドキドキする時間がいつも、たまりません!!!
分かってくれるかな、この気持ち!笑
そして次第に、聴き慣れたフレーズへと突入。
あーーー!これは!「どろぼう」だあ!
aikoは想像していたよりもはるかに小さい
1曲目の謎が解けた矢先、暗かったステージは一気に明るくなって、そこには小さい小さいaikoが立っているのです。
ほんとに、なんだか独特なんですよね。
毎回思うことなのですが、自分が何ヶ月も前から楽しみにしていて、ずっと会いたかった人はこんなにも小さいのかと。
しかしながら、ものすごいアーティストとしてのオーラを感じるのです。
こんなに小さな体で大勢の人々を熱狂させているaikoに、いつも私は感動します。
当たり前ですけど、顔立ちはテレビやTwitterで見るaikoのまんまで、お肌もきれい&髪の毛さらさらです。
衣装は水色のチェックシャツワンピでした。
背中の生地が透けてて、フリルがたくさんついてて…こんな洋服aikoしか着こなせない…。
とにかくめちゃくちゃ可愛かったです。
心に残ったライブで盛り上がる名曲たち
愛だけは
今回はLove Like Rockなので、テンポの速い曲やロック調にアレンジした曲を多めに演奏してくれます。
その中でも、しっかりしっとりと歌ってくれたのがこの「愛だけは」。
ロック調の曲が多いだけに、バラード曲はとても際立つのです。これもLLRの良いところ。
正直なところ、アルバムを聴いているだけではノーマークな曲だったのですが(ごめん)、今回ライブで聴いたことによってすごく大切な曲になりました。切なくもやさしい歌詞です。
トークの中で、思いが上手く伝わらない時に出来た曲だとaikoが言っていました。
運命
この曲のときは、花道を通って観客の近くに来てくれました。RockでもPopでもやってくれることの多い曲ではないでしょうか。
私は前から2列目あたりに居たのですが、aikoに触ることは出来ませんでした。
しかし!この曲の時、目が合った気がする!!!絶対合った!!!!
私の周囲の人は多分みんな思ってたんでしょうけど…笑
近くで見るaiko。可愛かったなあ~
この曲を聴くと、ライブの時の高揚感を簡単に呼び戻せる気がします。
beat
この曲はライブでマスト!!!(個人的意見)
先ず前奏がたまらんでしょう!?
正直この曲、aikoのライブにまだ1回も行ったことが無い時代、なんでこんなにファンの間で人気なのかいまいちピンと来ていませんでした。
しかしライブではじめてこの曲を聴いたとき、なんだかすっっっっっごく楽しかったんです。
以降この曲の前奏を聴いただけで踊り出したくなります。笑
「最後まで楽しんでってや、よろしく~~~!」の台詞とともに前奏が始まって、続いて銀テープも降ってくる。こんな演出が多い気がしますがわたしはこの演出が大好きです。
でも時間的にもそろそろ終わりが近づいている様な気もして、さみしいけど楽しい、「終わらないでくれ~」という気持ちになりました。
be master of life
間奏ではコール&レスポンスがあり、「男子」「女子」「そうでないひと」「全員」に分けられていますが、やっぱりこれは盛り上がりますよね。テッパンです。
コール&レスポンスでいったん演奏が止まったあと、aikoの足踏みの合図でまた演奏が再開するのですが、この時のバンドの一体感と再び音楽が始まったときの盛り上がりも素晴らしいんですよ。
この曲は元気になれる曲です。ピアノやギターががかっこいいパートがあるので、熱の入ってるたつたつさん(キーボード担当)などの様子も必見です!
日常の嫌なことを払拭させてくれるaikoのちから
アーティストのライブでは、「かっこいい」「感動する」「かわいい」などなど、いろいろなこちらの受け取り方があると思います。
aikoのライブで感じる気持ちとして、自分の中で一番ウェイトを占めているのが
「楽しい」という感情です。
もちろん「かっこいい」とか「歌うまいなあ」と思うこともありますが、やっぱり「楽しい」と感じる事が多い気がします。
何でなのか自分でもよく分からないのですが、aikoがいつも楽しそうに笑って歌っているのを見ると、こっちまで楽しくなってきて、「あ、いま私すごい楽しいことしてるな」って確信がもてるんですよね。
aikoの不思議なパワーです。
CDとは違う、aikoの曲をライブで聴くことの魅力とは
aikoに限らずですが、過去にハマって聴いていた曲をしばらく経って聴き直すと、そのときの思い出が蘇る事がないですか?
aikoの曲は特に、歌詞によって失恋だったり両思いだったり片思いだったり…色々な恋のシチュエーションの曲があります。
個人的に「どろぼう」なんかは、過去に片思いしていた時によくよく聴いていた曲で、聴くとそのときのつらい思い出が蘇ってくるんですけどもね…。
この「どろぼう」、今回のライブのオープニングで聴けたことによって、aikoに会えた大切な思い出の曲に塗り替えられてしまったわけです。
克服したような気持ちになれます。
aikoのCDを聴いて曲に共感し、思い入れの強い曲となり、その後またaikoのライブによって克服出来るというこのサイクル。
すごくないですかあ!
一曲一曲に対する思いが年々変わっているのが自分でも分かるので、己の成長を感じられるのであります。
色んな思い出が混ざって、曲の印象が変わっていくってすごいですよね。
こんなすてきなことってあるのか…?
感動したaikoの言葉
印象に残っているトークがあります。
たまにyoutubeで過去の自分の映像を見つけると、「イキってんな~」と恥ずかしくなることがあるそうです。
しかし、これが当時の自分が一番イケてる100%だったのなら、それはそれで良しとする。過去の自分が今の自分と違うということは、自分が成長している、ちゃんと時が流れているんだなと思えて安心できる。
という事を言っていて、aikoの繊細な優しい感覚を垣間見ることが出来ました。
この言葉で、過去の消し去りたい恥ずかしいことや嫌なことも、それがそのときの全力だったのならしょうがない、これからは許していけそうだなと思いました。
やっぱ前向きになれるんだよな、、aikoのライブは。しゅごい。
Love Like Rock vol.9 札幌公演(2日目)のセットリスト
- どろぼう
- 透明ドロップ
- 夢見る隙間
- 二人
- 白い道
- オレンジな満月
- キスの息
- 愛だけは
- 寒いね…
- more & more
- メロンソーダ
- 明日の歌
- 新曲 (題名は公開されていません)
- 遊園地
- 運命
- beat
- イジワルな天使よ世界を笑え!
- 星物語
- 青空
- ハナガサイタ
- be master of life
- 恋愛ジャンキー
- 相合傘
- Loveletter
さいごに
aikoを聴くけど、ライブは行ったことないという方がいましたら、ぜひ行ってみてください。
一見さんにもめちゃくちゃ優しいですよaikoは。
今年のライブツアーはもうそろそろ終わってしまうので、次にライブがあるとしたら、夏のLove Like Alohaか年越しのLove Like Popとかでしょうか?
次にまたaikoに会えることを生きる糧にして頑張っていこうと思います。
つたない文章でしたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。
一人でもaikoに興味をもってくれた方がいれば嬉しいです…・!